空に描いた放物線

関節リウマチとのお付き合い

生まれてから465日

今日で我が子が生まれて465日。

今月で、1歳3ヶ月になりました。

 

そして私は、一昨年11月に産休入りしてから約1年半ぶりに、来週から仕事に復帰します。

そう、長いようで本当にあっという間に、育休が終わりを迎えます( ;  ; )

 

切迫早産で、予定より急遽2週間早まった産休入り。

なんだかいつもよりお腹が張る気がして、仕事を休んで、健診を早めて病院に行ったら、子宮頸管長が短くなっていて、仕事は休んだ方が良いかな、と言われたあの日。ひとまず一度職場に行って、2時間足らずで残っていた引き継ぎを終わらせ、会える人には挨拶して、休みに入りました。

ずいぶん前のことと言えば前のことだけど、つい最近のことのようによく覚えているといえば覚えている。

あの時は、(復帰する時には、我が子が1歳になっていて、保育園に通っていて、私は仕事をすることになるんだなぁ〜そんなこと私に出来るのかなあ〜)と、全く実感なく、夢物語のようにぼんやりと想像をしていました。

そんな現実の日が、もう5日後に迫っています。

 

きっと、大変なことばかりだと思うし、まだまだずーーーっと息子と一緒にいたかったし、ただ単純に仕事したくないし!!!って思うけど、また、母親として初めての経験『ワーママ』になれるんだなぁと思うと、母親になれたことがただただ幸せな私にとって、これもまた幸せな経験。

仕事をし始めたら、多分そんなこと考える余裕もなくなるかもしれないし、全部投げたしたくなることだってきっとあるけど、ただ、我が子がいてくれて、私が母親であれたら、もうそれだけで幸せ。辛くなったら、その気持ちを思い出して、踏ん張ろうと思います。

 

この1年3ヶ月は、『幸せ』のひと言だけでは言い表せないほど、素敵な時間でした。人生最高の時間だったかもしれない。我が子との毎日が、一日一日が、キラキラ輝いてた。こんな夢のような時間をくれた我が子には感謝しかありません。

 

私のお腹で我が子がすくすく育ってくれたかけがえのない一心同体の37週間。

最後の1ヶ月半は、病院のベッドの上でただただ安静に過ごして、我が子の成長と、まだまだ生まれないでね、と願う日々。

そして、辛い入院生活を乗り越えて、やっと会えた我が子。帝王切開は確かに大変だったけど、我が子に無事に会えた喜びがあまりに大きすぎて、全然辛くなかった。

退院日、2ヶ月ぶりに吸う外の空気は、大寒波でとっても寒かったけど、我が子をこの腕に抱いている温もりで、最高に美味しかった。

1ヶ月半は里帰りで実家にお世話になり、祖母と実母の手を借りながらの初めての子育て。我が子がよく寝てくれる子だったし、母乳もよく出ていたこともあり、何より、入院中が精神的にも辛すぎたので、我が子と過ごせるだけで幸せで、3時間おきの授乳も全然辛くなかった。

睡眠が取れないとすぐ体調を崩すタイプなので、出産前は3時間ごとの授乳なんて私に出来るのかな?と、母親になるにあたって一番不安に思っていたけど、実際我が子が生まれてみたら、夜中でも少し泣けばすぐ目が覚めて、授乳して、その生活が当たり前になって、辛いと思うこともなかった。これだけは、自分でもびっくりした。

自宅に戻ってからの生活は、日中我が子と2人でゴロゴロ遊びながらのんびり過ごす時間が、なによりも贅沢な時間だった。

日に日に、表情が豊かになり、笑うようになり、手足が自分で動かせるようになり、目が合うようになり。あっという間に、寝返りが出来たらもう、行動範囲が少しずつ広がって、その場には止まらなくなった。ずり這い、ハイハイ、伝い歩き、ひとり歩きと気づいたら、あかちゃんから人間らしくなっていった。

母乳しか飲んでいなかった我が子が、ご飯を食べ、野菜を食べ、お肉やお魚を食べ、今はもう、マックまで一緒に食べるようになった。

赤ちゃんにとっての1年3ヶ月は、とてつもなく長い時間だろう。それほど、もう別人のように、成長した。私はこの1年3ヶ月、何も成長していない気がして、悲しくもなる、、、(泣)

でも、確かに、我が子との思い出は、1年3ヶ月で数えきれないほど、たくさん、たくさん増えた。

なんてことない毎日のちょっとしたお散歩も、抱っこの時間も、寝かしつけの時間も、授乳の時間も、ご飯の時間も、お風呂の時間も、おむつ替えの時間も、全部、ぜーーーーんぶが、思い出。

ディズニーランドも、この1年で4回も行けた。私の家族とも、旦那の家族とも、お泊まりしに行けた。飛行機にも乗って、鳥取島根と、沖縄に旅行に行けた。他にも、いっぱいいっぱいお出かけした。

この貴重な育休期間を、存分に、満喫したよーーー!!!もうこれで、悔いなし!!!

息子よ、最高の時間を、ありがとうーーーー!!!!!

 

そしてこれから始まる、母親としての生活は第2章。

育児、家事、そして仕事。

我が子と過ごせる時間はグッと減る。

その分、かけがえのない時間を、大切に。濃密に。

全く、自信はありません。リウマチもあって、体力も全然ありません。でも、今のところ、やる気だけはあります。今のところ、、、!

だって、我が家には、私が働かない選択肢はない。夫の収入だけでは、家族3人最低限の生活すらままならないから。

だから、働くよ。働いたところで決して裕福じゃないけど、衣食住に困らない生活はせめてさせてあげたい。ささやかな幸せを家族みんなで噛み締めていこう。

 

夢だった母になること。

それが叶ったら、いつ死んでもいいと思ってた。

でも、子供を産んだらもう、絶対死にたくない。

絶対生きる。我が子の成長を、見守りたい。

月日が経てば、徐々に、我が子との距離は離れていくと思う。息子がどんな人生を歩むかはわからないけど、20数年後には、きっと、ただただ幸せを願うだけかもしれないけど、それもまた、幸せなこと。

 

そして私の、もうひとつの夢。マイホーム。それもあと少しで叶います。8月には引き渡しされる予定で、今、絶賛建設中。

私の実家の敷地内に建つマイホーム。土地を使わせてくれた祖母と母に感謝だし、何より1番感謝しなくちゃいけないのは、それを許してくれた夫と夫のご両親。夫は長男なのにね、快く了承してくれた。どれだけ感謝しても、しきれない。

少しずつ出来て行くマイホームを見ては、感無量の毎日です。完成が楽しみだよーーーー!!!!

 

そして今の更なる夢。

夢はもっていた方が、口に出した方が、叶うと思っているから、ここに残しておこう。

息子にきょうだいを。

リウマチだし、PCOSだし、妊娠にハードルがあるのは間違いない。その上、仕事のこともあるので、来年くらいから、4学年差を目指してかな、と思ってるけど、私も来年になったら33歳、出産する時には34歳だと思うと、決してタイムリミットとしては余裕があるわけではない。

リウマチの薬は、とりあえず今も妊娠可能なものを継続してる。本当は違うのにしたいけど、やっぱり諦めきれないから。

不妊治療のクリニックに通うのは、時間的にも、多分厳しい。ひとまず、治療しないで出来る限り、出来なかったらその時は諦めようかな。なんて今は思ってるけど、その時になったら、私の性格上、そう簡単には諦められない気がする。無理してでも、クリニックに通うかもな〜

そしてやっぱり、学費の心配は大きい。高校大学と、1人でも厳しいのに、2人って。でも、諦めるのは簡単だけど、お金だけのせいで諦めるのも悔しい。

これはもう、私だけの問題じゃないから、旦那ともまだまだこれから、よく相談していかないとね。

 

今日は復職前最後の1人時間。

ココスでのんびり1人ランチしながら、美味しいコーヒーを飲みながら、これを書いています。

この時間のことも、きっといつか、思い出す時がくるでしょう。

息子が大きくなって、手が離れたら、きっと1人でのんびりランチできる時間なんていくらでもあるだろうから。

今は、息子と過ごせる時間を大事にするよ。

1年3ヶ月、ママと一緒に過ごさせてくれてありがとう。大切な時間をありがとう。これからも、ずっと、大好きだよ。

 

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